金曜の夜に風邪を引く

決まりきらない想像の旅

誰かを救いたい

そう思う人はきっと、その行為によって自分が救われたがっている。誰かに心から救われたと思われる事は、重くて重くて仕方ないのにそれを欲しがる。

承認欲求なんかじゃ耐えられるはずもない。たとえ裏目に出て恨まれても後悔しない愛情と信念とが必要になる。

そこら辺には落ちていないし、キラキラもしていない。淡々としていて生々しいもの。簡単には言語化出来ない、すぐには気づかれないもの。

それでも人が救えるなら、それは結果でしかない。多分既に、対象の存在だけで、救おうとする人が救われている。 と言う事は、救おうとする時点で救われているんだろう。そんな余裕がある時点で、とても幸せだ。