金曜の夜に風邪を引く

決まりきらない想像の旅

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

孤独に還るということ

透明人間は204号室の夢を見る作者: 奥田亜希子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る ストーカーが報われる現代の話を、ずっと読みたいと思っていた。知らない人に恋焦がれるなんて源氏物語の昔か…

実体験からの言葉

HoneySquashの鈴木カンナさんが「ファンの方を好きになって」しまい、周囲からの疑いの目などに居た堪れず「これからはこの恋がわたしの居場所です」の名言を残し急遽脱退 https://t.co/2NNFlfEqBk— Good bye, Idol (@goodbyeidol) 2016年6月26日 経験から紡…

誰かを救いたい

そう思う人はきっと、その行為によって自分が救われたがっている。誰かに心から救われたと思われる事は、重くて重くて仕方ないのにそれを欲しがる。 承認欲求なんかじゃ耐えられるはずもない。たとえ裏目に出て恨まれても後悔しない愛情と信念とが必要になる…

職業と言う環境

昔、知人が大学で希望のゼミに入った時、担当教授がこんな事を言っていたそうだ。 「君たちの中で、自分の意志で生きていると思う人間はどれ位いるかね?人はみな、環境に動かされ、環境に考えさせられている。自分の意志のみで自分を動かせていると思ってい…

人間万事塞翁が馬

ある言葉を、別の言葉に置き換えて文書を作成したり、コミニュケーションの仲立ちをしたりする仕事をしている。最初はある国の言葉と書いて、日本語はそれに当てはまっても、英語は違うと気付いた。まあ、それは良いとして。 自分は大して本を読んだ経験が無…

悪意

誰かから何らかの不利益を被る時、理由が純粋な悪意に依る場合は思ったより多くはなく、ただの想像力の欠如だったり、その人の弱さだったりに起因する事の方が多い。 それでも悪意に依っていると思いたがるのは、悪意の存在が明確な理由はなくとも強い説得力…

不条理

世界に怒りを覚える間は、まだ世界に期待している。怒りが消え、それでも世界を愛していると言えるようになった時、切り離せない不条理を受け入れた事になるのかもしれない。